活動報告詳細

歩こう会で「漆の画家 生誕110年記念 太齋治夫展」を鑑賞してきました
歩こう会 開催日:2017年7月8日(土) 参加人数:23人

「歩こう会」報告 

7月8日(土)快晴  小坂 茜 

歩こう会 太齋春夫展 漆の画家 生誕110年記念 練馬区立美術館 20170708

練馬区立練馬美術館 太齋春夫展

9時50分集合でしたが、9時直前に入場できた。歩こう会始まって以来の23人参加だった。  

入場料を払い、10時10分に多賀学芸員に挨拶をして案内解説が始まった。

 ご遺族は世田谷区に在住されているのに、なぜ練馬区立美術館に遺作や資料をご寄付されたのか、不思議に思った。それは娘さんが練馬区は面白い作品展をやるので、練馬区に100件以上寄贈されたとのこと。

 太齋春夫氏は 1944年に中国で戦死されたので、あまり有名ではなかった。でも、会場に一歩足を踏み入れると、素晴らしい作品が並んで圧倒された。特に、パンフレットに載っているアルマイトをモザイク状にカットし、漆膜で仕上げた作品がとても迫力があった。

 漆への誘いは、漆芸家六角紫水の勧めにより、東京美術学校卒業後から漆の研究を始め、漆膜の技法を開発し、特許を取得。会場には、漆塗アルマイトモザイクばかりでなく、漆のお盆や漆絵なども多く展示されていた。学芸員の説明も分かりやすく、興味を湧くものであり  質問も含めて30分だった。

 皆さんに感想を聞いたところ、期待した以上に感動したとの声が多かった。11時30分までじっくり個々で鑑賞した。

 他の会場では、「もやい」展や小林憲明による「ダキシメルオモイ」展もやっていたので、熱心に見ている方もいらした。隣のサンライフのレストランにも16人集まってランチを戴き、ゆったりした気分で楽しめた。美術館の前の公園には、色々な動物や彫刻もあって楽しめた。今後も多くの参加者をお願い致します。