活動報告詳細

4月例会 講演会「健さんが選んだ西部劇ベスト7」を開催しました
シネマクラブ 例会 開催日:2016年4月15日(金) 参加人数:27人

 シネマクラブの例会は実際の映画鑑賞の日とは別の日に、高田講師の少年時代から青春、現在に至るまでの映画鑑賞物語を大変楽しく講演して下さいます。

 今回は 西部劇で、ベスト7のうちの最高傑作を最後の7番目に紹介して下さる演出も、あれこれそれまで、興味深く期待して、映像と音楽を鑑賞できました。

 やはり最高は「駅馬車」です。

映画「駅馬車」
映画「駅馬車」より

ジョンフォード監督、ジョンウェイン主演。
日本映画の黒沢明監督、三船敏郎主演昨品との比較等論は奥深くジョンウェインの魅力についても 熱く語って下さいました。

 歴史の浅いアメリカの大陸東部から西部への開拓史映画、西部劇は、どうしても筋書がきまってしまいがちのところ、群衆、乗馬の群れの動き、新天地での人々の葛藤を沢山の違った筋書で映画にしてくれました。高田講師の映画俳優や、監督を語る情熱的なようすを拝見して、私は日本映画の俳優の石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」など、魅力的な万人受けする姿、形と思いました。

 昔、お隣のおばさんと裕次郎の映画を観て来たのに2~3日したら、もう一度同じ映画を観に行こと云った母親を思い出しました。笈田敏夫とのドラム合戦など分るはずない母なのに、裕次郎にすっかり魅了されてしまって、自分の青春時代、映画に夢中だった事をふと思いだしたのでしょう、高校生の私を山車に、同じ映画を二度も観た母の唯一可愛い処を思い出していました。母の思い出話になってしまい、大変失礼致しました。
報告 宮田 頼子