活動報告詳細

例会 「介護施設の現状と介護の未来」について現場の施設長、中迫誠氏に伺いました。
例会 開催日:2017年9月7日(木) 10:00 参加人数:44人

平成29年9月7日➁ 健生会例会 「介護施設の現状と介護の未来」 中迫誠 関町老人ホーム施設長 20170907 平成29年9月7日 健生会例会 「介護施設の現状と介護の未来」 中迫誠 関町老人ホーム施設長 20170907

例会報告    宮田 頼子   

  平成29年9月7日  ココネリホール  「介護施設の現状と介護の未来」

  講師 関町特別養護老人ホーム 施設長  中迫 誠 氏  

昨年に引き続き「老人ホーム」について講演をして頂きました。

最初に、ホームの職員達のハードな仕事の負担の軽減と、健康に留意して、種々のロボットの活用を工夫してゆく方針の説明がありました。将来増え続ける入居者の行動にも使い良いロボットを導入して介護の仕事の未来を希望あるものにする為、施設長さん以下スタッフの皆さんは考えて居られます。中迫氏が閲覧した高校生の教科書には《介護の仕事は希望の少ない職業》。と載っているそうで、介護を目指す若い人が減っている、負のイメージを消して行かなければなりません。

 団塊の世代の高齢化と少子化時代とが重なってしまった日本社会の本当に難しい社会問題に取り組まなくてはならないとのお話でした。今年の練馬区の総人口は、72万3千人、65歳以上は31万4千人です。今後は、ホーム以外の「地域包括センター」や「在宅介護支援センター」「デイサービスセンター」などに外注して、相互に活動したり、在宅高齢者の見回り制度を充実させたりする方法を考えてゆきたいとの事です。

 

 3年前、私は、104才になった父親を民間のホームに入居させ、親孝行したつもりでいました。

 父は、当初、穏やかに機嫌よくしていましたが、5ヵ月位過ぎたら「俺、いつ家に帰れるの?」と聞くのでハッと驚きました。家族が目の前を行ったり来たりしているのを見る方が嬉しいのだ!と気付きました。

出席・会員 38名        外部の方   6名